心と体は、
古く仏教では「色心不二」=シキシンフニと言います。色とは肉体のことですから心と体は二つに分けられない意味になります。心は肉体に影響を与え、肉体は心に影響を与えます。
近代医学は、
物理学、分子生物学を土台としていますので、病院もクリニックも治療方法は物理療法のみです。投薬、手術、放射線治療が主な治療法です。精神科ですら投薬が中心です。最近は認知療法が見直されてきていますがまだまだ主流ではありません。欧米においては肉体の疾病に対して心理療法としてのカウンセリングを行うことがありますが、わが国ではほとんど例を観ません。カウンセリングを受けても保険が適用されないのです。それだけわが国の医療は遅れていると言えます。
それに対して心理整体は、
心の疾患も肉体の疾患も心理整体を施術することができるのです。心と体が別々ではないことを考えると当たり前のことだと思います。
疾病の原因は、
ストレス、食事、運動、不摂生から発症します。そして、全ての疾病には心すなわちその時の意識、考え方が影響を与えます。人の体は自ら作り出すホルモンで作用されています。そのホルモンが多く出されたり少なかったりするのも気持ちが大きく影響します。興奮すればアドレナリンが出ます。眠くなればメラトニンが出ています。人のホルモンは食事による外部からの材料を源にして自らの気持ちにより作り出しホルモンの増減により健康を維持したり病んだりします。
脳細胞の不思議、
人は極度に辛いことを経験するとその経験を忘れるために記憶した部分の脳細胞をホルモンにより死滅さえようとします。そのバランスがくるってしまう疾病が統合失調症などです。そのために統合失調症の治療には脳細胞を破壊するホルモンを抑える薬を投薬します。
心の持ち方一つで
このように投薬によらなければならない疾病が多いことは事実ですが、心の持ち方一つで疾病も改善に向かうことも知らなければなりません。
一日も早く、心理療法が保険適用になることを願います。
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